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1.問診
口臭についての悩みを詳しくお聞きいたします。
2.レントゲン検査、口腔内診査
口腔内治療状態・粘膜変化・歯列・かみ合わせ・歯周病・はぐきの状態等をレントゲン撮影をしてチェック致します。
3.口臭測定器による検査
ハリメーター・BBチェッカーにより、客観的に口臭を評価します。
※ほんだ歯科とほぼ同じ機材を揃えています。
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ハリメーター
揮発性硫黄化合物のガス濃度をリアルタイムで測定します。鼻臭の測定も可能です。世界で最もよく使用されている口臭測定器(ハリメーター)です。
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BBチェッカー
口腔内ガスと呼気ガスによる口臭有無の判定と、その主要な口臭成分とされる揮発性イオウ化合物をはじめとして他の生体ガス成分の総量を科学的に分析、測定いたします。小型でありながら大学病院等にしか設置されない大型のガスクロマトグラフィーと同等の性能を有しており半導体ガスセンサーにより、より高い測定精度を確保します。
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アテイン
口腔内ウレアーゼ活性測定器。
口腔内の嫌気性細菌の増殖状況により、間接的に口腔内ガス発生の可能性を測定します。
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インキュベーター
自分の口臭を自分自身で感知できる機器。
具体的にどんな臭いをしているのか、どの位の距離で臭いが分かるのかを体感できます。
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オーラルクロマ
口腔ガス中の口臭の有無の判定と、口臭の3大要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド)がどのくらいのガス濃度があるのか分析し、口臭原因をより明確に致します。
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4.唾液検査
唾液は口臭の発生と密接に関係しています。この検査では唾液の分泌量、酸を中和する能力(緩衝能)を測定します。また、同時に唾液の性状を観察して口臭の原因を探ります。
5.尿検査
口臭の原因が全身的な疾患に起因する場合があります。この検査によりそのスクリーニングを行います。
6.舌の検査
舌を観察することにより全身状態を把握し、口臭の原因となる舌苔、舌粘膜の状態を調べます。
7.官能検査
実際の口臭の状態を知るために術者が直接鼻で口臭を嗅いでみてその強さ、においの種類等を調べます。器械で測定することは客観的なデータとして意味はありますが、最終的には実際に人間が臭いをどのように感じるかが問題でありますのでこの検査はきわめて大切であると考えています。
8.口臭衛生指導
口臭の原因は歯科的、全身的、精神的な問題が複雑に関連しています。各種検査の結果を分析して総合的に判断します。
9.検査結果の説明と診断およびカウンセリング・治療
症状に応じ、口腔内環境の改善またカウンセリングを主体とした口臭への対応を行います。適切な消臭剤、生活習慣の指導も行います。
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